作業改善の為のQ&A
【 質問 】

お疲れ様です。

今日は、洗いと仕上げのペースが今までで一番良かったです。

商品の流し方について質問です。
Aさん 人体→プレス
Bさん 人体→プレス
Cさん 人体→プレス
が良いのか

Aさん ずーっと 人体
Bさん  仕上げ
Cさん 仕上げ
どちらがいいですか?

今日、下記バージョンでした方が生産性が上がったと
意見がでました。

私は、基本、上記バージョンがいい と思いますますが、、、、、。
教えて下さい。

【 お答え 】

『お疲れ様です。
答えから言うと
上記と下記の組合せが正解です。
要するに、人の動きを固定しないと言う事です。
人の動きを固定することは、以前の作業方法に戻る事になります。
同じ種類の品が流れるのなら、ある程度決めても良いですが、
仕上げる(流れてくる)品の種類は予想出来ないと考えます。

作業の優先順位は先入れ先出しです。

品を進める為の人の動きです。
今までは、人(機械)に合わせて品を分けていました。
これからは、品の種類関係なく滞りなく流す為に
人の動きを品に合わせます。
ですので、品に合わせた動きになります。

ワイシャツラインを考えて下さい。
品を順番に流す為に同じ作業を繰り返したり、
作業を飛び越したりします。
うさぎ追い作業ですね。
それは品の順番を崩さないよう滞り無く進める為です。

これは、違う観点で見れば、
これからはお客様の品に合わせる(要望に合わせる)
と言えると思います。
今までは、クリーニング店の都合(売上)で作業をしていた、
と言えると思います。

レベルの高い話になりましたが、
今はロット内の品を順番にタイミング良く仕上げるには、
どういう人の動きが良いか考える方がいいでしょう。
段々、作業手順が分かってくると思います。

生産性(人時)より、タイミングです。

ロットの品が同時に終わるには、
どういう人の動き、順番が良いか?です。
仕上げだけの生産性があがっても、
仕上げが終わってから品を探していれば
人時生産性は下がります。
タイミングが合えば人時生産性は勝手に上がります。
要するにムダが少なくなります。

ジャストインタイムの考え方です。』

わかりました。
ロット品同時に終わるには?!
で動きます。

『細かく作業を観察し改善しなければなりませんが、
それが全体の生産性にどう影響しているかも見なければなりません。
最終目標は、スピーディにアッセンブリが出来るかです。
最後の品を仕上げ、包装したと同時に作業が終わり電源を切ることが目標になります。』

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