作業改善の為のQ&A
お疲れ様です。

課題の結果報告です。

1.ウェットズボンは、ウェットハンガーで裾を上でかける。
→完了
2.タンブラー乾燥機開ける順番明確にする。1〜10の札を ドアーに置く。
→乾燥機が修理完了したので1.2.3の順に
「ここから開ける」のかんばんに変更する。
3.ニュートンにウェット商品乾燥している場合、
ストアーに「タイマー30分」セットする。
→忘れ防止 → 今日は、出来なかった。
4.平面包装商品は4点出来たらバーコード読む。
→完了
5.立体商品はハンガーラックいっぱいになったら、アセンブリ場に移動しカラにする。
→完了
6.急行洗い後、ウール仕上げスタッフがタンブラー乾燥機に入れる場合、
ストアーに「急行品乾燥機」のかんばんを掛ける。
→忘れ防止 → 今日は、無かった
7.もし、タンブラー乾燥機開ける順番間違えた時、
今仕上げているストアーウール仕上げかごに
最優先商品を入替、リセットする。
→完了

   お疲れ様でした。

『お疲れ様です。
今日はウール物のシワはどうでしたか?相変わらずですか?
改善案5.の立体商品ハンガーラック一杯になったら、アセンブリ場に移動する。
→→→点数決めて下さい。一杯は不明確です。(一度で運べる点数で4点位ですか)
生産管理表をみれば人時が上がっていないので、仕掛品がたくさん有ると思います。
ドライもウェットも洗う点数を少なくして下さい。
焦ってたくさん洗えば返って生産性が落ちます。
タイミングを合わす事を、勉強して下さい。
生産性を上げる(品質を落とさず)には、品の流れを早くする事です。
(早く動く、早く仕上げるではありません。仕掛品を少なくすることです。)
仕掛品が少なくなると品の流れが早くなります。
現状、仕上げスタッフは流し方とプレスの仕方で目一杯だと思います。
流し方はその時々で理解して行くしかないですが、
人体のセットなどは仕事が早く終われば、
みんなで確認しながら 練習するのも有りです。
その場合、まずみんなで手順を書き出して共有して下さい。
流れが安定してくれば、ライン内の仕掛かり点数を決めていきましょうね。』

「人体セットの手順」

1.人体の後ろから品を掛ける
2.肩を合わせる
3.高さを合わせる
4.センターベント(サイドベント)を押さえる
5.回転させる
6.前立を合わせる
7.前立を押さえる
8.右袖にスリーブを入れる
9.左袖にスリーブを入れる
10.起動スイッチを入れる
など・・・

手順を決め手順を守る繰り返し作業をする事で、
生産性と品質が安定していきます。

(次の日)

課題

1.ウェット大量すぎて乾いた。
→10点までで洗う。
2.入荷管理表が朝礼までに書けていなかった。
→前日に棚入れし記入する。
3.人体のセット
→仕上げの手順を守る。
4.洗いと仕上げのペースがあっていない。
→ドライ、MAX10点で洗う。洗浄担当者、宜しくお願い致します。
5.3番の包装機、4点目で
→バーコード読み包装する。
6.営業所のバーコード読みに時間がかかる。
→外交バーコードで読み取り出来るよう社長が創作中

ウールのシワは、8割改善されました。
あと5.は4点にします。

『もう一度お願いしておきたい事を確認します。
仕上げスタッフがまだ作業になれていません。
洗い過ぎて(ドライもウエットも)ストアーなどに滞留品(仕掛り品)が多くなると、
かえって生産性が落ちます。品質も悪くなります。
今の人時生産性を考えれば、当初10〜15点と言っていましたが、
それでは洗い過ぎると思います。
10点以下(ドライもウエットも)でも大丈夫ではないでしょうか?
洗う点数は仕上げとのバランスが合えば少なければ少ない方が良いです。

【タイミングが合う】ように洗って下さい。

脳みそを変えてくださいね。

宜しくお願いいたします。

あと、水洗機ですが10キロ位の水洗機と思って下さい。
(実際は違いますが)
少量で洗いますので、その量に見合うよう洗浄時間、濯ぎ時間・回数、水量、脱水時間、
洗剤・加工剤の量など、見直して下さい。
1ワッシャーの時間が短縮できれば、
洗う回数を増やせます。
この時の洗浄コストは今は考えないで下さい。』

【考察】
「洗い過ぎ」は
7つのムダの「作り過ぎのムダ」にあたり
様々なムダを生み出す
一番悪いムダと言われています。
洗い過ぎを無くす考え方がジャストインタイム
(必要なモノを必要なトキに必要なダケ供給する)です。
ジャストインタイムになる環境と仕組みを作ります。
【必要とは?】がキーポイントになります。
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