【馬道より】
今日のドライは優秀ですね。
(いつも生産管理表を送ってもらい確認します)
今までで一番良かったんじゃないですか?
10時台の点数が下がった原因は分かってますか?
改善案も分かってますか?
【工場長より】
10時〜11時は、ウェットがまとめて10点程入った事が原因です。
今日は、〇〇さんが休みで社長が洗い担当でした。
社長からの質問です。
外交の入荷袋に10枚のオープンシャツと2枚のポロシャツが入っていました。
まとめて、ウェットで洗い、5分タンブラー乾燥し
ドライラインで仕上げましたがそれで良かったですか?
今までは、ウェットで洗い
仕上げは、カッターに回していたそうです。
改善点は、ウェットは、5点位をめやすに洗う、
もしくは、オープンシャツでもワイシャツにまわせるものは、まわす。
だと思います。
いかがでしょうか?
今日、ドライラインが優秀だったのは、綿麻素材は、
プレス機を使って仕上げた事だと思います。
プレス機、人体、平台
を上手く使いこなす事が出来ると良い結果が出る!
です。
【馬道より】
お疲れ様です。
オープンシャツは制服関係ですか?
制服関係でワイシャツと同じ素材デザインなら、
ワイシャツで仕上げても良いと思います。
洗うのは同じ客、同じ納期品ならまとめても良いと思います。
その時、ドライラインで仕上げるなら、
現状では時間差でラインに投入し仕上げた方が良いでしょう。
人体を上手く使うようにお願いしているのは、
人体後のアイロン仕上げ時間を短縮したいからです。
人体後の仕上げ時間を1~2分以内で全て終わるようになれば、
生産性が上がります。
人体を掛ける時間は、そんなにずれるものではありません。
ですので、人体を丁寧にかけるのが生産性を上げる事になります。
それと、高性能な人体・トッパーに変える事で、
生産性と品質があがります。
人体後の仕上げる時間が、品により、
かなりずれる、また、人体掛ける意味があるのか?
が普通のクリーニング屋さんです。
機械が三流、セットも雑では何をしているか分らないです。
時間のムダです。
これも種類の平準化を進める事になります。
ただ、かなり精度が上がってきているのは間違いないですね。
ちなみに、はりまやは「お手入れの違い」で料金を変えていましたので、
シャツ料金を貰っている品は、ワイシャツでもドライラインで流してました。
ワイシャツはまとめて洗い、ワイシャツ機械の仕上げなので、料金は安いです。
ワイシャツでもシャツ扱いで受付ければ、
二層式で、1、2点で洗い、靜止乾燥、ファイト人体、手直しで仕上げる。
現物の品に応じた、手入れをしているので見合った料金を頂く、という考えですね。
【工場長より】
ありがとうございます。
今日のオープンシャツは、
5分タンブラー乾燥→人体→30分立体乾燥機→プレス機の手順で仕上げました。
30分立体乾燥に入るのでアセンブリは時間差で揃う
が起きています。
オープンシャツの料金を確認します。
普通、作業工程は品の汚れ、素材、種類などにより変え、
料金も変えると思います。
厚い薄い、長い短い、大きい小さい、付いている付いていない、
料金を変えると思います。
綿・麻・シルクなど高級素材、手間がかかる品など、
品に応じて料金を変えることが多いと思います。
これらは、まとめて作業をする前提から来ていると僕は思っています。
単品で処理しないといけない、
だから、時間がかかる、
単品だから丁寧、
すべて、クリーニング側の都合ですね。
残念、
これは1回しか袖通してないねん、
これはお気に入りやから丁寧にしとって、
これはシミ付いとるけどサッと洗っといて、
これは長い間ほっといてんけどまた着ようと思って、
これ人にやるねん。
お宅にまかしとくわ。
安い方がええねん。
いつものやつにしとって。
どのコースがええやろか?
発表会で1回着てんけど汗掻いてるねん。
旦那の一丁来やねん。
子供大きなって着れんようになったからしまっとこうと思って。
もう冬までいらんから持って来てん。
葬式に1回着ていったんやけど今度いつ着るかわからへんから。
主人が「はりまや」に持っていけ言うねん。
これ、ほかすねんけど洗っとくわ。
いつも綺麗にしてくれてありがと。
色んな要望、頂きました。