「作業の標準化」・・・
できれば触れたくない、めっちゃ邪魔くさい仕事です。
あ~、やりたくないなぁ~
めっちゃ、憂鬱になります・・・
出来れば見て見ぬふりをして
やり過ごしたいです。
そこまで、せなあかんのん?
だから、先延ばしにしてきました。
でも、やらなくてはいけない事なので・・・
今は、求人してもなかなか人が来てくれない
という状況だと思いますが、
当時は、取りあえず人は来てくれたんですが、
すぐにやめてしまったり、
なかなかこちらの思うような人材が集まらず、
こちらの思うような作業をして貰えず
頭を悩ましていました。
簡単に言えば?
(表現が間違ってるかも知れませんんが)
「受付作業マニュアルを作りましょう!」
と言うことです。
その中で一つ一つの作業を
具体的に文字に起こす(作業を明確にする)のは、
時間に追われている中で
大変な作業だったんです。
受付作業の基準は、
ウチの奥さんの受付が基準で、奥さんが
「この通りやってもらわな困る!」と言う、
強い信念があったんで
出来ない人は、片っ端から切っていく状況です。
それを、全てさらけ出して
「表(おもて)準化」
にするわけです。
いろんな場面で基準を作っていかないとダメなんです。
口で言う事は簡単ですが、
それを具体的にするには、
その時その時どうするかの基準を決めないといけないんです。
作業手順やトーク、品や資材の取り扱いや置場、
要らない物を捨てて必要なモノだけにする。
ルールも決めないとダメです。
出来ていないことが明確になってきます。
実際にやってみれば分かると思います。
これは、気の遠くなるような作業です。
こちらがちゃんと準備出来ていないことを
口だけで分からせようとする、
そんな曖昧な事で人は動けません。
まず、出来る環境を整えないとダメなんです。
それが最低条件でそこから始まります。
なんて、傲慢な事をやらせていたんだなぁ、と解ります。
出来るわけないよな・・・
僕は指導してもらいながら作りましたが、
自分で考え自分で作られ、実績をあげられた
香川県のクリーニング屋さんがおられます。
その大変さがわかりますので尊敬しています。
こういう状況は、
どこのクリーニング屋さんにも
あると思います。
この仕上げは、この人しかできない、
この作業は、あの人にまかせるしかない、
と言うことがあると思います。
ひとつひとつ具体的にしたら
「なんか、できそうやな」ってなるんです。
難しそうな事も、
「ここが肝心やで」
「このポイントを押さえたらいいんやで」
となれば、取りあえず出来る様になるんです。
また、教えてもらう方も
口だけで言われるより具体的な文字を見たり
ビデオ(当時は)で見ると
わかり易く理解度が上がります。
一日5時間で6日の30時間で
ひとり立ち出来るようになりました。
目的です。
そうすることで、
自社の全体のレベルが上がります。
安定した品質をお届けできるようになります
中には、マニュアルに縛られるのが嫌だとか
マニュアル通りしていてはサービスの向上に
繋がらないと言うような事を
言われることも有りますが、
と言うことは、
ある基準の標準があるという事で
その基準の標準は
その人の価値観や何を求めているかによって
変わるものだと思います。