たくさん仕上げたら出費も増えます

生産性を上げるために創意工夫して
1時間、5人で100点仕上げているのを、120点仕上がるようになりました。
能率が20%上がりました。
これを、「見かけの能率向上」と言います。
120点仕上げる点数があれば利益につながりますが、80点・100点しか仕上げる点数が無い場合
余力時間(ムダ)が生まれるだけで利益につながりません。
余力時間とは過剰設備です。

コロナ過仕事量が減り、工場の稼働時間を短くしたり休んだりしていますが、ムダが発生しています。
仕事量が毎日増え続ければ利益を出すことができますが、仕事量が上下したり減っていけば赤字になります。
これは見かけの能率を推し進めてきたからで、変化に弱いと言えます。

変化に強い「真の能率向上」を目指します。
1時間、5人で100点仕上げているのを、3人(小人数)で100点仕上がるように改善するのが真の能率向上です。
大人数で早く終わらせるというのは、部分のコストだけを見て全体のコストが抜けています。
小人数で決まった時間で決まった点数を仕上げるようにするのが正解です。
必要な点数(お客さんのニーズ、納期、加工、要望など)を確実(不良を作らない)に小人数で出来るラインや仕事の仕方・進め方を作れば全体のコストが下がります。

仕事が集まらない時は、工場の稼働時間を短くしたり休んだりするのでは無く、
決まった時間で小人数で出来る仕事の仕方を考えて下さい。
工場の稼働時間が長くなるほど小人数で作業が出来る様になり、出費が減ります。
試して下さい。

 

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