仕上り日は何を基準で決めていますか?(その1)

皆さんは仕上がり日をどういう理由で決めていますか?

世間の動向ですか?
近くのお店の影響ですか?
売上を作る為ですか?
仕事量で決めていますか?
それとも、今までの流れで何となく決めていますか?

皆さんは、品が出来る日を「仕上り日」という形でお客さんに伝えていると思います。

旧態依然の所は、ドライと水洗いが分かれて仕上り日になっています。早さを売っている所は、朝預かり夕方仕上りです。普通のクリーニング屋さんは、中1日、中2日・・・とかで、仕上がり日になっています。

これは、どういう事か考えると、
「この日、この時間に仕上がっていますよ、出来ていますよ」、という事ですね、
クリーニング店が決めてお客さんに伝えています。

はりまやクリーニングは「納期」という考えで作業をしていました。

納期というのは字のごとく
「納める時期」、「期限に納める」という事です
この、納期というものを利用することで、
かなりコストを削減でき、繁忙期の残業も無くなりなり、品質も上がります。
上手く利用出来たら、クリーニングの世界観が変わります。
それ位重要です。

ほとんどのクリーニング屋さんは「仕上り日」と言う形で一方的にお客さんに言っているだけで、お客さんは「引き取りに来る」とは言っていません。

だから、未引取り品が店頭に溢れて作業をやりにくくしています。
繁忙期は特に溜まります。
置いておく場所もいります。
そして、その置いておく場所もコストです。
地代が発生します。

お返しする時に、たくさん品があったら、探すのが大変じゃないですか?

一点だけの品をお返しする時に、たくさんの品にまぎれて
探すのが大変で、凄く時間がかかったという事はないですか?
見つからなかったことはないですか?
間違ってお返ししたという経験はありませんか?
たくさん品が残っていると、紛失・不明品の原因になりませんか?
そして、ホコリが被っていませんか?

では、お客さんは、出した品をいつ引取りに来られますか?

今日ですか?明日ですか、一週間後ですか、それとも一ケ月後ですか?

お客さんが引き取りに来なければ、どうしたら良いですか?

品をお返ししないと、クリーニングの契約が終わりません。
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