仕上り日は何を基準で決めていますか?(その2)
世の中、早ければ良いと言う風潮みたいなものがありますけど、
この、「早い」というのを、ちょっと考えてみたいんです。

早い、遅いには必ず基準があります、その基準より早ければ早い、遅ければ遅い、となると思います。

飛行機は早い乗り物です。
でも、到着時間より遅れて着いたら、遅いとなりませんか?
到着時間ちょうどに着くのが良くないですか?
早すぎず、遅すぎず、ちょうどが良くないですか?
時間ピッタリに着いた方が品質が良いように思いませんか?

当日仕上りは早いですよね、でも、お客さんが朝10時に持って来て午後3時に欲しいと言いました、でも、「午後5時にならないと出来ません」、となったら、これは、早くても遅いという事になります。

逆に、2週間後にしか取りに来れません、
「いや、三日後にできますので取りに来て下さい!」
これは、早すぎると、いう事にならないですか?

二日後の仕上りになります。「明日欲しいんです」要望を聞いて仕上げました。「早くしてくれてありがとう!」て、なりませんか。

お客さんが本当に早く欲しかったら、
お客さんの方から
「この服、明日までにできますか?」て、
聞かれた経験は、皆さんにはありませんか?

一週間後に引取りに来るお客さんの品を一週間の間で仕上げてお返ししました。お客さんは遅いと思うでしょうか?

クリーニングにとって早い遅いの基準になるのは、
お客さんが出した服がいる日時です、
または、お客さんがその日に取りに行こうと思っている日時です。
お客さんが思っている日時が基準になって、
それより早くできれば早くて、
遅ければ遅いという事になりませんか?

早くクリーニングして欲しいお客さんが多ければ、店頭に品が溜まらないと思いませんか?どうして品が溜まるのですか?どうして割引券や金券やポイントなどを押してまでお引き取り催促をするのですか?

どうしてそんなに無理をするのですか?

売上を上げるためですか?

では、お客さんは、いつ引き取りに来られますか?

分からなければどうしたらいいですか?

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