入荷管理(その3)
取扱量が多い、品を置くスペースが無いなどの場合
畳んで管理する方法を選択して下さい。
どちらが良いか分からない場合はご連絡下さい。
品を畳んで管理する為に必要な物は、
納期別に品を分けて入れないといけないので
その品を入れる袋(入荷袋)がいります。
納期毎分と品の種類分
(ドライウェット、Yシャツ、雑物、毛布布団など)
だけ要ります。
だけ要ります。
ウチの場合、300枚ぐらい有りました。
(年間20万点位の取扱いで4つの窓口)
長期預りに利用しても十分対応できました。
お勧めの袋は「オリタニ」で取り寄せ可能です。
お金の無い方は、百均かホームセンターで探して下さい。
今は、ネットでも買えますかね?
安物買いの銭失いと言うこともありますので、
十分検討して下さい。
そしてこの袋に通し番号
(ダブらないように気をつけて)を
記入して下さい。
入荷袋には納期毎に客単位で、
シワがいかないよう綺麗に畳んで入れますが、
入荷袋に入っている品の情報が
分かるように「かんばん」を付けます。
この「かんばん」には、
「納期」「袋番号」「伝票数(客数)」「点数」を
記入します。
入荷袋を閉じる時に、
この「かんばん」と
この入荷袋に入っている品の
伝票を一緒に付けておきます。
次にこの袋を一時置くためのスチール棚(4段で3,000円~4,000円位)
をホームセンターで購入して下さい。
台数は1,000万の売上で一台と考えて良いと思います。
5,000万なら5台、一億なら10台ですかね。
あくまでも目安です。
棚(入荷棚)を組み立てたら、
住所・所番地を決めます。
住所・所番地を決めます。
この棚のこの段は、何丁目何番地という具合です。
入荷棚の空いている場所に、
入荷袋を置きます。
そして、入荷管理表にその入荷袋を置いた所の棚番号(所番地)、
その入荷袋の袋番号、
入荷袋に入っている点数(かんばんに書いてある)を
記入します。
入荷管理表に記入する場所は、お返しする予定日の所です。
入荷された入荷袋を空いている入荷棚に置き、
随時、入荷管理表に記入していけば、
お返し日ごとの点数、どの棚にどの袋番号の入荷袋があるか
分かりますので、
入荷管理表を見ながら
入荷管理表を見ながら
先にお返しする分から順番に
入荷袋を取り出して洗っていきます。
入荷袋を取り出して洗っていきます。
ここまで通常納期の、
要点だけをまとめて書いたつもりですが
実際にやれば迷うことや分らない事が
出てくると思います。
もし、真剣に実践しようと思われる方は
遠慮無くご連絡下さい。
今から準備すれば、春には十分間に合います。
コロナでどこまで品が出るか分かりませんが、
出ても、出なかったとしても
取り組む価値はあると思います。
まずは、点数をしっかり把握して
その点数に見合った作業の仕方をすれば
今より必ず、お金が残るはずです。
点数が分からない、要するに仕事量が分からない、
または、分かっていても利用できていない、
と言うことであれば、益々経営状態が悪くなる一方です。
これが出来る様になると
コスト・生産性・品質に大きな成果を
得ることが出来ます。
コロナもまだまだ見通しがつかない状態ですので、
今からしっかり準備して備えていただき
今後の経営に役立てていただければ
幸いです。