廃業した2代目クリーニング屋の奮闘記 ⒃
「時をもどそう!」
工場作業で最初にしなければならない3つのことを指導して貰いました。
ドライ機の稼働時間を調べました。うろ覚えですが、1ワッシャー35分から40分かかっていたと思います。2時間で3ワッシャーという記憶があります。パークのホットマシンなんで仕方無いですよね。
洗う点数は最初、何点洗って良いか分からなかったので、18キロのドライ機だったので取りあえず18点にしました。ウエットは点数を決めませんでした、ただ、靜止乾燥機には12点ぐらいまでしか入りませんので、沢山では洗いませんでした。洗っても乾燥できないので・・・
洗う点数は最初、何点洗って良いか分からなかったので、18キロのドライ機だったので取りあえず18点にしました。ウエットは点数を決めませんでした、ただ、靜止乾燥機には12点ぐらいまでしか入りませんので、沢山では洗いませんでした。洗っても乾燥できないので・・・
1ワッシャー18点を標準手待ちにします。洗い終わった18点をカゴに入れ、仕上げに送ります。仕上げはカゴに入っている品を選別しないで手に取った品から仕上げていきます。カゴの品が全て無くなればドライ機から品を出してカゴに入れます。カゴの品が無くなるまでドライ機から品を出しません。このタイミングでウエットの乾燥できている品だけ手待ちに加えます。ウエットの乾燥が空いた分だけ乾燥機に入れます。
ドライ機の止まっている時間が長ければ、洗う点数を減らしていきます。仕上げた点数も包装が終わればカウントしていきます。
これを繰り返して行けば、洗う点数が決まっていきます。最終的には12点まで下げることが出来ました。
変ですよね?少なくしていくんですから、ありえへんでしょ?
やばいと思ったら、かかわらない方がいいですよ!
当時はまだ、客単位セットまで出来ていませんでしたが、その基礎は徐々に出来ていきました。
最初は慣れない作業方法に戸惑っていましたが、やりにくいところ、うまくいかないところをすこしづつ改善し、みんなが要領を得てきた頃は、かなり流れが速くなってきていたと思います。ドンドン仕上がっていくのを肌で実感できました。
ただ、この時はまだ分からなかったんです。ただ、流れが速くなっただけだったんです。
作業場で客単セットをしようとなったんですが、全く出来ませんでした。
(ガックリ)
(ガックリ)
よくよく考えれば当たり前です。
(ほんま!頭悪いな!)
(ほんま!頭悪いな!)
この状態で1年近く過ぎてしまいました。
先生と相談して次の段階にステップアップです!
この間は、まだ誰も辞めていません。
外注に出していたYシャツを自店でする事になっていたので、Yシャツ作業をして貰える方を募集しました。近所の先輩の奥さんが応募に来てくれ働いて貰うことになりました。この方がはりまやの工場を将来切り盛りしてくれることになるとは、この時には想像もしていませんでした。工場はこの方と共に改善していくことになりました。
外注に出していたYシャツを自店でする事になっていたので、Yシャツ作業をして貰える方を募集しました。近所の先輩の奥さんが応募に来てくれ働いて貰うことになりました。この方がはりまやの工場を将来切り盛りしてくれることになるとは、この時には想像もしていませんでした。工場はこの方と共に改善していくことになりました。