物の流れを作るには
作り過ぎを無くす
要するに洗い過ぎない
と言うことにつきます。
洗いすぎると必ず仕掛品が出来ます。
(仕掛品とは広い意味での考えでは、在庫の一つと捉えられていますが、現場では在庫は、字のごとく倉庫に在るもので、仕掛かり品とは、これも字のごとく仕事に取り掛かった品という事で、区別をしています。要するに作業に取り掛かった、各工程間にある未完成の製品の事をいいます)
流れを乱すとムラが発生し、
ムラができるいう事は
ムダがあるという事です。
そもそもコンベアーは、運ぶ物では無く
タイミングを揃える為にある物ですが
なんでか、クリーニングでは運ぶ道具、
移動させる道具にすり替わってます。
または、仕掛品置場になってます。
それはすべて、「コスト」です。
が、それが普通と考えてしまうかどうかですね。
目指す所は、仕掛品の無い、
品がとどまっていない
早い品の流れを作ることです。
この前、なんかトヨタ式してる知人の娘さんが
走りながら作業をしていたと
聞いたような気がしますが・・・(僕の勘違いかな?)
「させられる」と、
「してしまう、してしまってる」
と言うことですね。(爆笑)
楽しくないですか?
走りながら作業してしまつてる
笑っちゃいますよね。
ちゃんと理解して下さいね。
スムーズなムダの無い流れは
走ってしまうんですね。(笑)
でも、現実問題一点で出来る現場は
僕が知る限り
必要点数を考え無いと言う条件付きで
地球上で(たぶん?)、数社、二桁は無いですね。
悲しい現実です。
と言っても無理か、
お金を掛けてわざわざやろうとする人がいないか)
仕上げは一点づつしかできませんので
2点で洗えば1点仕掛品が出来ます。
作り過ぎは、最大のムダと考えます。
ですので、
必要点数によって
人数、ドライ機の性能、乾燥機の性能、仕上げの機械・種類・台数など
タイミングなどをトータルで考え
バランスを考慮して洗う点数を決めていきます。
これは、この後の「情報の流れ」で触れてみたいと思います。