「計画生産」の進め方

「計画生産の進め方」

①入荷点数(預かった商品の点数)を調べる。
直近の上半期(4月~9月)、下半期(10月~3月)、又は一年間の入荷点数をライン毎に分けて集計する。グラフはドライ・ウェットライン、Yシャツライン、それ以外(雑物・寝具類など)に分けた数字になります。

②上半期と下半期の平均値を求めます。
4月~9月の入荷点数を足して、4月~9月の工場稼働日数で割って一日の平均点数を求めます。同様に10月~3月も計算します。
出た数字が自社の平均点数(必要点数)です。グラフでは、上半期(4月~9月ドライ・ウェット入荷点数)56,171点÷(4月~9月工場稼働日数)178日=315.6点になります。下半期も同様に計算して237.7点です。

③一日の平均点数を何人で何時間かけて作業するか計画を立てる。
例えば、上半期315点の場合、もし人時生産性が15点なら、3人で1時間45点で7時間の作業(45点×7時間=315点)で終わります。
下半期は約5時間30分で終わります。

④納期管理をして計画通り出来るよう調節する。
年の平均の仕方は、衣替え商品を預かるサービスを作る。
週の平均は、土・日の入荷の商品の納期をずらすサービスを作る。
計画生産が出来れば経費も一定になってきます。工場の売上げも一定ですので、経費を引いて今日、工場の利益が出ていれば店舗の売上げに関わらず、必ずお金が残ります。判りやすいですね。

判りやすい環境を作るのが最大のテーマです。

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