作業改善の為のQ&A

今までに、ご質問を頂いた問題を紹介していきたいと思います。

 

最初に紹介する質問は、

レイアウト変更し、ロット生産を始めた時のご質問です。

 

質問です。
本日のウールの人時は10点でした。
ミーティング中の声
待ちの時間がでた。
待ちを短縮する方法として
水洗い商品を短時間タンブラー乾燥して人体を使うの意見が出てます。
人体のタイマーを短縮
水洗い商品の5分タンブラー乾燥は効果的ですか?

『お疲れ様です。
今日はウール3人だったんですか?
人時は最初上げる事、考えないで下さい。
焦ると人体、トッパーのセットがおろそかになります。
セットがあまいと後のアイロンを持っている時間が長くなり、
いつまでたっても人時が上がりません。
最初は丁寧に人体トッパーをかけることを一番に考えて下さい。

人体掛ける前のタンブラーは良いですが、
乾き過ぎるとシワが残るので気をつけて下さい。
ウエット人体トッパーに掛けてる時間をもう一度チェックして下さい。
目安としては60~90秒位です。

後、ウエットがまとまると今の人体・トッパーでは
手待ちがどうしても発生すると思いますので、
出来るだけこまめに洗ってバラけさせるようにして下さい。』

お疲れ様です。
ウールは、3人でした。
午前中は、ドライ→ウエット 交互にトッパーをかけましたが
午後からは、ドライがなくなり ウエットのみになり
トッパーで手待ちがでました。
改善点を考えました。
1. 手待ちがでる場合、毛布包装にまわる。
  全員で仕上げ 全員で包装は、やめる。
2. 3人で仕上げ→常に3点人体セットしておく
  2人で仕上げ→常に2点人体セット
  1人仕上げ→常に1点人体セット
  の動きをする。

『手待ちができて他の作業をする事は問題がないですが、
なぜ?、手待ちができたか考えましょう。
ドライよりウエットの数が多くて手待ちができた見たいですが、
作業手順や組み合わせを考えれば解消できる場合もあります。
ロットが大きいほど問題が顕著に現れます。
人体トッパーに常に掛けておくのは良いと思います。
今までの作業方法から違う作業方法に変えると、
勝手が違うのでどうしても生産性が悪くなります。
この時、焦ってしまい以前の考え方に戻り、まとめて作業するようになります。
問題が起きると元に戻してしまうことが多いです。

本来は、逆でもっと細かく作業できないかを考えます。』

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