《簡単に資材コストを下げる方法》
資材や備品のコストを下げる事を考えたことはありますか?
業績にあまり影響しないと考えていますか?
資材の仕入れ値を下げる事だけが
コスト削減ではありません。
在庫量を明確に決めているところは少ないと思います。
と言うか、決めれないのが現状では無いでしょうか。
それは、仕事量にバラツキがあるからです。
面倒なので、資材屋さん任せにしているところも
多いんじゃ無いでしょうか。
在庫量が少なければ変更も躊躇なくできます。
でも在庫量が多ければ、
どうしても変更に躊躇してしまい、
えい!や!っと、
勇気をふり絞らないと出来ません。
まぁ、次の日には忘れてますけど・・・
資材の無くなる量が分かり平均していれば、
発注量が簡単に分かり在庫量を減らす事ができ、
在庫管理も楽になります。
年中ほぼ同じ使用量なので毎月の支払いもほぼ同じになります。
今、仮にハンガーの種類が8種類有るとします。
それぞれに在庫が1,000本有るとすれば全部で8,000本です。
1本10円とすれば8万円の在庫です。
8万円のお金が遊んでいます。
置いておいて価値が上がればいいですが、普通は下がります。
使わなくなれば捨てる事もあります。
48万円は利益ですので、
この利益を売上に換算すれば、
利益率10%で480万、5%なら960万の
売上アップと同じになります。
ただし、売上は売上を上げる費用もかかりますし、
売上が上がれば仕事量も増えますので、
実質はもっと売上を上げないと48万円の利益はでません。
同じ様な目的に使ってるものが何種類もあれば、
減らす事ができないか、考えてしまいます。
ハンガーの種類を減らして、
みんなで温泉旅行に行って美味しいモノ食べよう!
って、感じです。
僕がトヨタ生産方式に出会ったのは、
クリーニングの仕事を始めて約10年が経過した頃です。
最初にクリーニングを教えてもらったのは、
父親、職人さん、叔父さん、パートさん達に
教えてもらいました。
時間の経過とともにだんだん疑問が湧いてきました。
(こんなんで、いいんやろか?)
疑問に思った事はいっぱい有りましたが、
それを解消する方法が分かりませんでした。
そんな時に「工場改善の基礎知識」と言う本に出合い、
この本の通りすれば僕の悩みは解消出来ると思いました。
この本の著者の先生、すでに取り組んでおられた
先輩方や友人達、一緒に勉強した仲間達のおかげで、
現在の自分があります。
この出会いが無ければ今の自分はありませんので、
感謝しかありません。