楽に作業するには品の種類のバランスを考え作業します。

同じ種類の品を集めて加工(洗う、仕上げるなど)をすると時間がかかって疲れます。
でも、同じ種類の品を集めて集中的にした方が
作業が早く終わると考えていると思います。

生産性の考え方の中に「作業能率」と「生産効率」があります。
「作業能率」はクリーニングで考えれば品を加工する能率と考えていいと思います。
「生産効率」は作業を始めてから完成品(客単位セットまで)にする、
要するにお客さんに返せる状態にまでする効率と考えていいと思います。

一般的なクリーニング店さんは「作業能率」を高めることが
生産性が上がると考えています。

「生産効率」と言う知識が多分無いと思いますので
クリーニングで言う生産性が上がっても
「作業能率」をいくら上げても、
いつも仕事に追われています。

「生産効率」を考えれば同じ種類の品を集めて作業をすると、
「作業能率」ばかり上がりバランスが悪くなり、
それを整えるのに時間がかかり「生産効率」が下がります。

「生産効率」を上げるために「作業能率」も上げないといけませんが、
タイミングが重要になります。
「作業能率」と「生産効率」のバランスを考え、
両方を上げないとコストは下がりません。

色んな種類の品をランダムで作業が出来るようになれば楽になります。
「種類の平準化」を進めます。

「平準化」が進めば「ジャスト・イン・タイム」が進みます。
「平準化」無くして「ジャスト・イン・タイム」は有りません。
だから、いつも「点数を付けてね」とお願いします。
点数付けるの、辛いですね。
自分の正体を、あばくとこから始めます。

クリーニングの場合は一客単位で作業できるようになるのが目標になります。
自社の一客預平均点数は何点ですか?

なんかしんどそう、大変そう、
それは変えるのがしんどそう、大変そう、
一緒にしないでね。

変わったら、もう元に戻りたくない。
楽やから•••

売上の増減で業績に影響が出ない作業の仕方・進め方をアドバイスしています。

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