資材・備品の管理(その1)
資材の管理はどうしていますか?

結構、資材屋さん任せにしている所が多いんじゃないでしょうか?
何かトラブルが有った時に、資材屋さんのせいにしないで下さいね。
管理できていない自分が悪いんですから・・・。

僕がクリーニングを辞めるとき、父親が買った資材
(タタミ用の大きいファスナー付き袋)
が、まだたくさん残っていました。
父が亡くなって、もう、14年も経っています。

在庫は少ない方がいいですよね。

置いておくスペースを確保しないといけないし、
たくさんあれば整理整頓も大変です。
何より寝ているお金ですから少ない方が良いに決まっています。

どうして、こういう事が起きるんでしょうかね?

お金を払った物はもう償却が終わっているので、
使わない物はサッサと処分した方が良いと思います。
父が買った、もう使わない資材は処分しましたが、
この袋は年に数枚使うので捨てられずに置いていました。

在庫がたくさん残っていると、新しい良い商品が出ても
変えるときに躊躇してしまいますよね。
全部使ってから変えようかな?とか・・・

でも、資材が無くなってしまうと仕事がストップしてしまうので
どうしても余分に買ってしまわないですか?
また、安くなったからまとめて買っておこうか、とか・・・

本当は、無くなるタイミングで
最小限の数で回せたら良いと思いませんか?

資材が無くなる量が計算できれば
良いと思いませんか?
いつも一定の量が、
同じペースで無くなっていけば助かりませんか?
一々、数えたりチェックしなくても済みますよね。

工場の仕事量が平均して一定量なら、
工場の資材の減る量も平均して一定量に近づきます。

一日の生産点数が分かれば、
資材の点数も計算出来ませんか?

減る量が一定で、
平均していれば、
在庫量を減らすことが出来ませんか?
買いすぎて資材が置いたままになっているとか、
捨ててしまうと言う事も無くなるかも知れません。

でも、発注ロットがあるので、
なかなか理想どうりにはいかないですけど・・・

仕事量がいつも同じなら、働いている時間も同じなので、
人件費も同じです。
燃料代も同じです。
水道光熱費も同じです。
全ての経費が同じになっていきます。

毎日の経費、毎月の経費が一緒なら
平準化になっていると言うことになります。

毎月の経費が分かりやすくなれば、
売上は、
皆さんちゃんと計算されていると思うので、
利益が出ているか出ていないか、
分かりやすくなりませんか?

経費が分かりづらいので、
利益が出ているのか、出ていないのか、
わからないんじゃないですか?

利益が出ていれば、無理して値下げして、
品を集めようと思わなくなると思いますが?
いかがでしょうか?

仕事量が分からなければ、使う資材の量も分からないので、
どれだけ資材を発注したらよいか分かりません。
だから、勘に頼って多めの発注になります。

経費が分からないので、
利益が出ているか出ていないか分かりません。
どれだけ売上があれば良いかも分かりません。
だから、心配になって値段を下げて売上を上げようと
していませんか?

悪循環になっていませんか?

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