設備改善とレイアウト変更

殆どのクリーニング店さんは機械レイアウトの変更ということは考え無いと思います。
それは固定配置で同じ作業の繰り返しをする作業方法(単能工)をとっているからです。
その作業方法は売上げが上がり続けた良き時代の悪しき習慣です。
毎日がこなせない量の仕事が有れば成り立つ作業方法です。
仕事量が毎日変化し時間が余る現在でも、その方法が最善だと信じています。

機械の入替えは、古くなって修理代がかさむ、部品が無い、そろそろ寿命か、
機械屋さんに勧められた、そういう動機が多いんじゃ無いでしょうか。
機械の設置場所も、同じ場所に置き換えるだけ。
又は、空いているスペースに設置する。

機械の入替えもレイアウトの変更も、
自社に利益をもたらせないと投資を回収出来ません。
自社に利益(お金だけじゃ有りません)をもたらせるためにするのが、
設備投資とレイアウト変更です。
そういう考えがあれば、必然と改善案(機械選定とレイアウト変更)が浮かんできます。

洗い方、仕上げ方、包装など、まとめてする「部分の作業能率」だけを追求するのは、
今の時代に合っていません。
仕上げないといけない点数を、
全体のバランスを考えながら「生産効率」を上げる作業方法が、
今の時代に合った作業方法です。

品質と生産性(利益)の両立が生き残るポイントです。

売上げに業績が影響されにくい作業方法をアドバイスしています。

(こちらのクリーニング店さんの改善に、私はかかわっておりません。
自律的に行われています。)


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